今日は二度寝して、マッサージに行き、そして録画していたスラムドッグ$ミリオネアを観ました。
この映画、舞台はインドですがイギリスの映画です。
当時アカデミー賞を８部門も獲得し、大きな話題となりました。
かつて日本でも放映されていた（確かみのもんたが司会でしたね）クイズ$ミリオネアに出演したスラム街出身でお茶汲みの仕事をしているジャマールが次々と正解を重ねていくが、それが不正では無いかと疑われ、取り調べがなされていく。その中で問題一問一問とシンクロしたジャマールの壮絶な過去が明らかになっていく。
みたいな内容でした。
確かにクイズの回答場面と過去の記憶が行き来しながら、スラムでのビンボーな暮らしや、その中で犯罪に手を染めながら生き抜いていく様、また運命的な出会いと別れ、裏切りと信頼みたいな、インドが抱える社会の実態を赤裸々に描いていく映画の流れは非常に興味深く観れました。
また学歴が無くても実生活の中で多くの知識を得ている主人公の力強い生き方に勇気付けられもしました。
そして最後のハッピーエンドからのエンディングでの踊りと、インド映画のプロットもしっかりとやってくれています。
映画として大変面白かったのですが、感銘を受けたり、心をぐっと掴まれたりする感覚は私にはありませんでした。
やや中途半端な感想ですが、非常に疲れていた私には染み込み辛かったのかも知れません。
ただそんな、その時の心情との相性も含めて楽しむのが映画というものなんだろうと思います。
