田舎おやじの買物日記

中途半端な田舎に住むおやじの買物日記です

【購入】セイコー プロスペック 1965メカニカルダイバーズ復刻デザイン 限定モデル

実はこの夏、二つの大物を購入しました。

一つ目はこちら。

 

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セイコー プロスペック 1965メカニカルダイバーズ復刻デザイン 限定モデル 地元時計店にて購入

 

名前長いですね…。

それはさておき、セイコーの名作、1965年に国産時計で始めて150メートル防水というスペックを実現した本格ダイバーズウォッチ。ファーストダイバーと呼ばれる時計の復刻版がこちらになります。

 

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ただ、時計が好きな方からすれば、ファーストダイバーって復刻されまくってね?と思われると思います。仰る通り、セイコーはファーストダイバーをこすりまくっているのです。

 

過去にも何度かファーストダイバーを忠実に復刻したモデルを発売していますし、現行でもプロスペックブランドでファーストダイバー現代デザインみたいな呼び方のモデルがあります。

 

その中でも特に2017年に発売されたモデルは、個人的には衝撃を受けました。忠実な復刻デザインがなんとまあカッコいい。何としても欲しい!と思った時には、既に2000本の限定は売り切れ、ネットでは異常なプレミア価格がつけられたもののみ売られていました。

 

あんな高額なものを見ず知らずの個人から購入する勇気もなく、当時泣く泣く諦めたのでした。そんなファーストダイバーの復刻モデルが8月11日に発売されることを知って、親父は大興奮しました。

 

約2年前にチューダーを購入した際の担当の方に電話をし、なんとか確保していただきました。今回は早く情報がキャッチ出来て本当に良かった。

 

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さて今回の復刻デザイン、最大の特徴はサイズです。ケース径が38ミリ、これはオリジナルと同じサイズです。これまでの復刻が39.9ミリだったことを考えると、ある意味やっと本当の意味での復刻デザインになったなと思います。

 

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同様に厚みも12.5ミリ。これまで歴代復刻デザインが14.7ミリ、14.1ミリときていましたので、一気に薄くなりました。

 

これらのサイズが実現したのも、ひとえに今回新開発されたCal.6L37というダイバーズ専用のムーブメントによるもの。この薄くて小さなムーブメントのおかげでオリジナルに近いサイズが実現したということのようです。

 

これ自体は良かった良かったなのですが、このムーブメント、パワーリザーブが最大約45時間と、最近の機械式時計のスペックとしてはやや控えめ。もう少し頑張って欲しかったなあというのが本音です。

 

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ケースの裏蓋は伝統にならい、可愛いイルカのイラストが施されています。まあ、限定らしくシリアルナンバーも入っていますね。

 

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ベルトも当時オリジナルで装着されていたファブリック調の模様が施されたラバーストラップをシリコン素材で表現されています。

 

こちらのモデルは世界で1965本限定、うち国内販売は500本ということですので、流石に現状では新品は既に完売、2次流通で転売ヤー達が吹っかけた金額で販売しているのみのようです。

 

いやあ、2017年の悔しい想いから、6年越しで手に入れることが出来ました。サイズ的には仕事での活用も全く問題ありませんので、どんどん楽しみたいと思います。