先週は大きな仕事があり緊張感の続く毎日でした。
その分、この週末はダラダラしています(苦笑)。
さて、今日は年末にプロパー買いした大物を紹介します。
マッキントッシュ フェトラー サイズ38
ネイビー
今更感があるかも知れませんが、数年前からずっと欲しかったコートです。
しかし地方都市に住む私のような立場では、まず実物を常に目にすることが出来ません。なので試着してサイズ感を確認することがなかなか叶わず、そのためネットで買うのも不安でした。
それが昨年12月にたまたま出張のついでに寄ったシップス銀座店で色もサイズも揃った状態のフェトラーに出会うことが出来ました。
試着すると、それはただもうカッコいい(笑)。それだけ。税込13万弱もするこのコートをどんな資金繰りで手に入れるか、瞬間的にそればかり考えていました。
で、どうしたかと言うと、モンクレールのダウンを売りました。。。(ちなみに9年前に9万で買ったダウンが地元のリサイクルショップで5.5万で売れました!)
しかし実は大きな問題があって年末に購入したにも関わらず、今まで紹介出来ずにいました。
それはズバリお直し問題です。
銀座のシップスから地元のシップスにフェトラーを取り寄せ、そちらで購入することにしたのですが、、、
私のように身体の縦横比がイマイチな人間は洋服にお直しがつきものです。
今回の場合、袖を4センチほど短くする必要があり、地元のシップスからの提案は肩から短くすることでした。
勿論腕の先から短くする手もあるのですが、その場合はストラップも移動しなくてはならず、ボタンの跡も残る可能性がある…そんなこんなで肩から直すことになりました。
ところが…。
肩を外して短くするということは、肩から裁断して上にずらすことになるため、少しばかりですが肩周りが小さくなることになります。
あまり深く考えなかったのですが、お直しから上がってきたフェトラーを再度着てみると二の腕にかなり張りを感じるようになってしまいました…。
元々二の腕も太いので余裕は無かったのですが。。。
これは困った。。。
店員さんと話し合った結果、もう少し大きな手術をすることにしました。
具体的には肩周りを約1.5センチ広くして(それに伴い脇から少し身幅も出して肩を広げた分と整合性を取り)、アーム自体も二の腕部分を1.5センチ広げて、腕の先に向けて自然に元の太さに近づけていくという方法です。
そんな直しはしたことが無かったので迷いましたが、先シーズンにスーツを大幅に手術して今や一番のお気に入りになったという前例もあるので思い切ってチャレンジしました。
リスクとしては元の縫った跡が目立つかも知れないということがあったのですが、ご覧の通り綺麗に仕上げて頂けました。
結果的には
コート:マッキントッシュ
ニット:デックハンド
シャツ:ピエトロプロヴァンザーレ
パンツ:インコテックスレッド
スリッパですみません(笑)。
厚みのあるニットにシャツも着ていますが、二の腕部分はギリギリセーフという感じでしょうか?
どうなることかとヒヤヒヤしましたが、今回のお直しはまあギリギリうまくいったと思います。
こんなカッコいいコートを44歳のオヤジが着こなす自信も無いですが、寧ろ服に助けて貰いながら堂々とカッコつけたいと思います。