久々にゆる~い邦画を観ました。
あ、勿論wowow録画です。
最近よくある漫画を原作にした映画です。
恋する30女子の葛藤する乙女ゴコロを擬人化した脳内の感情がぶつかりながら悩みまくる様子がユニークな作品です。
同時期に公開されたディズニーのインサイドヘッドという作品と着眼点が同じなので、どっちかがどっちかをパクッたんじゃないかという疑惑もあったようです。
原作漫画では脳内ポイズンベリーの方が先だったみたいですね。
内容的には、自己中心的な不思議系美術男子とある事情で恋に臆病になってしまった優柔不断系三十路女子の恋愛の行方が、おじさんにとってはややまどろっこしく感じました。
とはいえ、脳内の登場人物はいずれもしっかりとキャラが立っており、そこのやり取りを楽しむ映画なのかなと思いました。
また、この映画を観た多くの方が、彼氏との別れを決めた際に主人公の脳内で語られた「重要なのは誰を好きかじゃない。誰と一緒にいる自分が好きか、だ!」というセリフに共感したんじゃないかなと思います。
まあでも自分を押し殺すことと引き換えに平穏無事な日常を手に入れている人って世の中に沢山いるんだろうなあとも感じますし。
そんな日常を過ごす一人の大人として、自分の脳内会議はどんなメンバーでどんな議論がなされているか、ちょっぴり興味が湧いたのでありました。