ポルシェデザイン。
ドイツに本社を持つ産業デザイン、プロダクトデザインの会社で親会社はかのポルシェ。
日本だと人気はイマイチのようにも思いますが、世界的には衣服を始め、アクセサリー、カバン、サングラス、時計、文具など多岐に渡るプロダクトを生み出しています。
初めて手にしたポルシェデザインのプロダクトはこちらのデジカメでした。
私にとっては生まれて初めてのデジカメでしたが、当時は性能より蘊蓄と言わんがばかりに富士フィルム社製のこちらのデジカメを手に取ったのでした。
なので、見た目は個性的でカッコよかったのですが、イマイチ使い難かったような記憶があります。。。
話は変わって。
本日ご紹介したいのはこちらの腕時計です。
ポルシェデザイン ダッシュボード
ポルシェデザインの腕時計と言えば、IWCと共同開発したオールチタン製のダイバーズウォッチであるオーシャンシリーズを思い浮かべる方が多いかも知れません。
*オーシャン500(写真はお借りしました。)
現在ではIWCとの連携関係は解消され、時計製作は傘下に収めたエテルナ社が請け負っています。
しかしエテルナの製造に変わってからも、ポルシェデザインの腕時計はその独特の存在感から他のブランドにはないポジションを獲得していきます。
日本での人気はイマイチですが…苦笑。
例えばシースルーバックから覗く自動巻のローター。
よ~く見たら車のタイヤのホイールデザインからインスピレーションを受けていることが分かります。
またラバーベルトはタイヤの滑り止めのパターンがモチーフになっています。
時計の商品名からディテールに至るまで、見事に車に関連付けられた作りになっています。ユニークですね。
な~んて蘊蓄は買った後に調べてみて知ったこと。
購入時は今は亡き表参道ヒルズ内の直営店で一目惚れ。蘊蓄はおろかモデル名も知りませんでした。
その時に店員さんから奇跡の一言が…。
「このモデル、日本での展開が終了になるので現品のみなんです。なのでお値段については表示の半額に。。。」
!!!
直営店で半額? マジか~。
という経緯で私の左腕に収まり早6
~7年程が経過しました。
ジャガールクルトのビックマスターにIWCのメカニカルフリーガークロノと私の時計コレクションは極めて地味なデザインの時計ばかり。
ちょっと目先の違うデザインとコンセプトの時計がコレクションに加わり、私の時計ラインナップは多彩になりました。
これ以来、腕時計はオモチャ時計しか買っていませんが、当分は今のラインナップで十分かなと思っています。