妻の眼鏡の検討に乗っかって私自身もあれこれ試していくにつれて、どんどん新しい眼鏡が欲しくなってきました(苦笑)。
振り返れば年末頃のブログにも丸眼鏡に対する想いを書き連ねていましたが、私なりに様々な丸眼鏡を試着する中で自分の好みが見えてきました。
まず丸眼鏡と言っても、所謂真ん丸眼鏡はかなりキャラが立ちます。
本人は坂本龍一やジョンレノンを気取ろうとしても、大抵の場合はワクワクさんやハリーポッターのようになってしまいます。
しかし丸眼鏡と言っても、実際には真円のものは多くなく、オーバルやおにぎりを逆さまにしたような形の丸っこい眼鏡が多い印象です。
そういった形の方が実際にかけた時の違和感は少ないように思います。
またレンズの大きさも印象を変える大きなポイントです。
大きければ大きいほどキャラは強くなってしまいます。
一方で小さくなれば知的な雰囲気を出すことが出来ますが、その分、合わせるファッションを選ぶように思います。
そんなこんなで色んな眼鏡を試着してみて、これならいいかと思えるものが何本か出てきました。
例えばこちら。
金子眼鏡 井戸多美男作 T-455
金子眼鏡で扱われている眼鏡職人さんの名前を冠したブランド。
非常に複雑で、数多くの行程を一人でこなす井戸多美男の職人技はメタル職人の中でも突出した存在であり、非常に完成度の高い物となっている。
とのことです。
非常にクラシカルでシンプルな眼鏡ですが、不思議なもので、かけると非常に知的な雰囲気が出ます(あくまで現在自分比…笑)。
素材がサンプラチナという、チタン全盛の今では珍しいものを使っていますが、そのこともこの独特の雰囲気を出すのに一役買っていそうです。
お次はこちら。
ルノア SWING A mod.33
Lunor(ルノア)は、1991年にスタートしたドイツのメガネブランド。デザイナー兼社長は、ゲルノット リンドナー氏。
リンドナー氏は、自身の豊富なアンティークメガネのコレクションからインスピレーションを得て、旧き良きクラシカルなデザインのメガネフレームを続々とリリースしている。
とのことです。
ルノアと言えば、故スティーブ・ジョブズが愛用していたことでも有名ですが、他にも多くの著名人にも愛されている眼鏡ブランドです。
個人的にはこのシリーズの名前にもなっているスウィングと呼ばれる可変式のブリッジなんかにクラシカルな魅力を感じています。
親父に似合う眼鏡の代表的なブランドですね。こんなのが似合う親父になりたいなあ。
ただね、、、お値段が優しくないですが…。
更にこちら。
アヤメ ED
【ayame i wear design/アヤメ アイウェアデザイン】はデザイナーの今泉 悠氏が2009年に立ち上げたドメスティックブランド。
コンセプトは「温故知新」で、クラシックなデザインをベースに、ジャパンメイドのクォリティーや伝統と、時代感を反映させたファッション性をMIXさせた注目の眼鏡ブランド。
これまでの眼鏡とは少し違う路線です。デザイン的にはツーポイントながら、レンズの裏側にメタルフレームがシェイプに沿って配されており、これまであまり見たことのないデザインです。
レンズは他のものと比べるとやや大きいのですが、ツーポイントなのでその存在感を野暮ったく感じることはありません。
流石にアイウエアとしての注目度が高いブランドだけに、他にはない個性を放ちながらも自然に掛けられる眼鏡となっています。
どれもこれも魅力的です。
眼鏡は顔の一部と言われるように、その人の印象を大きく左右します。
ただ一方でアイウエアという言葉も浸透したように、今や重要なファッションアイテムでもあります。
幸か不幸か視力矯正器具として眼鏡が必要になった訳ですので、逆手に取って眼鏡選びを楽しみたいと思います。
うーむ、全部、欲しい(苦笑)。