ズボラなおやじはマメに靴磨きをするようなことはありませんが、それでも気がつけばちょいちょいやっています。
ネットを覗くと、特にオールデンを磨くことに命をかけている方々の凄まじい熱量を感じ、ちょっと影響を受けてしまいました。
そこで、こちらを購入。
かっさ棒。
台湾辺りでマッサージに使われる水牛の角で出来た器具です。
オールデン好きの方なら常識なのでしょうが、こいつでコードバンを擦ると、表面が寝て、しっかりとした光沢が出るんだそうな。ホンマかいな。
今まで25年以上、我流で磨き続けた結果、テカリが弱くなった我がコードバンをかっさ棒でグリグリやってみようと思い立ちました。
ということで、こんな状態からスタートします。
まずは紐を外します。
そして賛否両論あるステインリムーバー。
私は25年に渡り使い続けているので、がっつりといってしまいます。
毎度のことながら、リムーバーが染み込みます。
続いて今回はコロニルの1909をブラシで馴染ませていきます。
そして、かっさ棒登場!
ネットで見ると、結構ゴシゴシやっている映像が目に飛び込みます。
まあ25年履いた靴ですので、さほど躊躇無く、ゴシゴシやってみます。
うーむ、そんなにテカらないぞ。何か違うのでしょうか?
よく分からないまま、毛を寝かすような要領で擦っていきます。
そして最後にコロニルの馬毛ブラシで優しくブラッシングしていきます。
うーむ、やっぱりイマイチだなあ…。
まあでも、もう進むしかありません。
最後にポリッシュで仕上げて、
出来上がり。
なんだかあまり変化がありませんね。
何かがいけないのか、もはや古過ぎて輝きを取り戻すこと自体が不可能なのか…。
なんだか釈然としないまま、かっさ棒デビューが終了しました。
もうちょい勉強が必要ですね。