今日も仕事でした。
なかなか週末に二日連続で休めません。
先日はあまりの偏頭痛で接待を途中で抜ける程になってしまいました。
どうも疲れが取れていないようです。。。
さて、先週も例によってwowowで斎藤工が勧めていた「博士と彼女のセオリー」を妻に勧められて観ました(笑)。
この映画は良かった!です。
詳しくはその手のサイトにお任せしますが、概要を簡単にパクると(笑)
2014年にイギリスで製作された伝記映画で、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキングの関係を描き出している。監督はジェームズ・マーシュ、主演はエディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズが務める。
とのことです。
何が良かったって、まずは内容が分かりやすかったというのが大きいですが(笑)、主演のエディ・レッドメインが素晴らしい。そりゃアカデミー賞もとるわなって感じの名演技です。
発病前のはにかんだ大学生時代のホーキング博士から病気に蝕まれ、普通の状態ではいられない姿まで、何の違和感もなく、実に見事に演じ切っています。
そして更に妻ジェーン役のフェリシティ・ジョーンズも素晴らしかったですね。
ホーキング博士と恋に落ちた彼女は非常に初々しくて可憐な少女という感じです。
そんな彼女も結婚生活が進むにつれて、ホーキング博士の病状は悪化し、子供の世話もあって、見る見る老け込んでいくのですが、
そんなジェーンの変化も見事に演じていました。
そういえばこの映画の原作は元妻ジェーンの手によるものだそうですね。
確かに妻からの視点で描かれていて、女性の方がより感情移入してしまうかも知れません。
そしてラストシーン。
二人は最終的には離婚し、別々のパートナーとの人生を歩むことになる訳ですが、それでも二人が歩んできた人生で得てきたものがいかにかけがえのないものだったのか。
原題は「The Theory of Everything」ですが、ラストシーンを観て何だかとても腑に落ちました。
単純にハッピーエンドな映画ではないです。しかし逆にそこに人生を感じますし、今でも友人だという二人の絆を感じました。
人生とか、パートナーとか、そういうことを考えさせられる映画でした。