先週、我が家の愛犬が亡くなりました。10歳前でした。
昨年末に腎不全と診断され、そこから1日も欠かさず皮下注射をし、月に何度も病院に行きました。
腎臓は治らないので少しでも進行を遅らせる治療でしたが、半年に渡って本当に頑張ってくれました。
徐々に弱っていき、最後は満足に歩くことも出来ませんでした。亡くなる前々日には痙攣を起こして倒れて、その後、数回痙攣しては立ち直ることを繰り返していましたが、最後はいつもより激しく痙攣し、この世を去りました。
ただ、亡くなる1週間前にはトリミングに行けるほど調子が良く、トリマーさんからも随分元気になったねと言われたほどでした。
亡くなる2日前と前日には妻がフードから作った流動食を勢いよく食べ、物足りない様子でした。前日は珍しく自分で歩いて私の足元に来て、膝に乗りたそうにするので抱き上げると、いつものように私の手をペロペロ舐め、そのままウトウトしていました。亡くなる30分ぐらい前には犬用の甘酒を飲み干してくれました。
最後の時は朝で、家族全員が在宅でしたので、最後を看取ることも出来ました。
可愛いのが取り柄の馬鹿犬だと本人(本犬?)にもいつも言っていましたが笑、最後に向けては本当に我々家族を喜ばしてくれる振る舞いをしてくれて、ちゃんとみんなにお別れを告げてくれたお利口な姫でした。
亡くなって数日は油断すると涙が溢れ、ちょっと平常心が保てない状態でしたが、やっとこうして文章にすることが出来ました。
姫、これまで本当にありがとう。