妻のNetflixによる韓国ドラマ沼は深まるばかり。側から見ると狂ったように見続けています。私にも次から次へと推し作品を教えてくれるのですが、正直追いつきません…。
そんな中、先日やっと見終わったのがこちら。
サイコだけど大丈夫という作品です。こちら、2020年に韓国のTVで放映されたドラマをNetflixで配信されたものになります。
ウィキによると、人生の重さを抱えて愛を拒否し、精神病棟の保護士として生きるムン・ガンテと、生まれつきの欠陥で愛が何かをわからずにいる、童話作家コ・ムニョンが、お互いの傷を治癒していく、一編のファンタジー童話のような、愛に関するロマンティックコメディ、とのこと。
実際は、ティムバートン的な世界観とほのぼのとしたヒューマンドラマに、ミステリー的な要素が加わった感じとでもいいましょうか。韓国得意のごった煮な雰囲気の作品です。
メインキャストはこの三人。左がキム・スヒョン演じるガンテ、右がガンテの兄でオ・ジョンセ演じるサンテ、そして真ん中がソ・イェジ演じるコ・ムヒョンとなります。
まずは主役のキム・スヒョン。今、韓国で最もギャラが高い俳優として話題になりました。まあ勿論かっこいいですが、個人的には演技も含めて韓国No.1俳優と言われるとちょっと違和感があります。
そしてお騒がせ女優のソ・イェジ。付き合っていた俳優に対して、共演女優と口を聞くな、ラブシーンNGと無茶な要求をしたとかしないとか。この女優さん、今回の役はぴったりでしたが、キリッとした美形で個人的には苦手な雰囲気です。
作中ではそんな二人も普通のカップルのように振る舞うシーンも。一方で、
こういうビジュアルだと圧倒的に美しい。この美しさは日本の俳優さんだとなかなか出せない感じかと。あまり好みではないですが〔しつこい?苦笑)。
一方、圧倒的に演技が光っていたのが、この方、オ・ジョンセ。
自閉スペクトラムであり、トラウマを背負っているという難しい役どころでしたが、独特の視線の動かし方や喋り方等、わざとらしさもなく、本当に上手い役者さんだなあと思いました。そういえば椿の花咲く頃にも出ていましたね。
そして物語の清涼剤だったのが、ナム・ジェリ役のパク・ギュヨン。主役のコ・ムヒョンがかなりぶっ飛んだキャラなだけに、一途にガンテを想う役どころは心洗われました。酒に飲まれるところも可愛かったですね。
物語の内容は色んなサイトに記載があるのでマルっと割愛しますが笑、三人の主人公がそれぞれに抱えたトラウマに向き合って、乗り越えていく中で結ばれていくようなお話です。
途中、おどろおどろしい雰囲気も漂いますが、最後は清々しいハッピーエンドですので、どうぞ安心してご覧ください。